2013年6月8日土曜日

「良心」のまま

携帯番号をアカウントに登録・・・なる表示が出た。なんでもその方が安全だそうだ・・・。米国で、つい先日、公的機関による個人情報の回覧騒ぎがあったという・・・この時期にだ。

どっちが安全なのか、よくわからないが・・・どっちにしても、たいしたブログでもないのに・・・騒ぎにもなるまい。そのまま捨て置いた。

けれど、この国にも、この国とかかわる国にも、どうしても表に出てほしくない情報というのが、どうも昔からあるらしい・・・ということはわかる。それがどういうものなのかは言えないが、それでもイワトが開いた今となっては・・・びっくりするほどのコトでもない・・・と思っている。

なんでも表に出て・・・ひっくり返ってしまう世の中になったのだから・・・。


ひっくり返るといえば・・・戦車に乗ってよろこんだり、ポン引きのまねをして開き直ったり・・・なんともお粗末なひっくり返り方をしている昨今だが、もう何をしても露骨に見えてしまって・・・彼らは、アガけばアガくほど抜けられそうにないように見える。

テレビニュースのキャスターも同じようなもので、オスプレイの訓練のために八尾空港を明け渡したところで、沖縄の基地負担軽減には逆立ちしたってつながらない。

軽減どころか、訓練場所を公的に認めてしまえば戦略上さらに重要性を増してしまう・・・ことくらいシロウトのわたしでもわかる。テレビのキャスターも、ひっくり返ってしまっている・・・というわけだ。


だいいち、年収が150万増えたところで人の幸せにつながるものでもない。そろそろ経済の右肩上がりが人の未来を豊かにする・・・などという錯覚から目覚めなければいけない。

右肩上がりというのは、モノが増えるということだ。モノが豊かになるということだ。

モノが豊かになれば、なんとなく幸せで豊かな文化生活・・・のような気がするが、それはモノの次元からしか見えていないからだ。

「ウ」の次元の「欲」の側から・・・分かり易く言うと、物質次元の側から世界を見ているわけだ。

物質次元は客体で、人の本体は向こう側にある。見えない世界にあるのだ。だから物質・・・モノを追いかければ追いかけるほど、心の空洞は広がる。

食べても食べても、空腹感が無くならない・・・ようなものだ。


経済もさることながら、医学においても物質次元への流れが極まっているように思う。

今までにも何回か書いたけれども、対症療法というのは・・・「症状」という結果に「治療」という結果を被せるので、当然「原因」というのが見えてこない・・・というか、「原因」を探し出すシステム自体が無いようにも思える。

これは明らかに資本が入り込んでいるからで、「治療」というカネ喰い虫が・・・食べても食べても満足しないのだろう。

これでは、生活という営みが続く限り、資本が飼っているカネ喰い虫は永遠に人間生活に巣くうことになる。

原因不明の病をいくつも生み出してきた対症療法の医学は、まさに物質次元の・・・「欲」の次元の暗闇をさまよっているので、真実という出口が見えない。


宇宙の法則に従って、片寄りすぎたエネルギーは真ん中へ引き戻される。

どちらかに片寄ったエネルギー・・・あるいは歪にねじれたエネルギーを「穢れ」という。そしてそれを真ん中へ戻す・・・あるいは完璧な球体に戻すことを「禊祓い」という。

物質次元に、社会も人間の意識も片寄ってしまった今、宇宙は新たな次元へ向けて大きなカーブを描いているとみて間違いない。

大きなカーブを曲がったために、ガラガラと解き放たれた「シクミ」たちは、まるで瓦礫のように幾本かの川のように分かれて、それぞれの未来へ流れて行く。


今、精神世界の上層階では・・・というか、最深部というか・・・とにかく高次元の世界では、さらにその上へ、奥へ・・・と拡大が始まっている。

それで、たとえば希薄になった空間に吸い上げられるように・・・この次元の魂たちも・・・という言い方は変だが・・・高次元に上昇しようとしている。

ただ、もちろん今のままのレベルでは上昇できない・・・はず。だから魂のレベルの上昇は不可欠ということになる。

魂のレベルが上がる・・・ということは、つまり魂の器としての人間にも試練が必要だということになる。

どんな試練が用意されるのか・・・は、知らない。

もちろん、怖れることじゃなくて・・・怖れるどころか、上昇できるよろこびを感じられる・・・強さや、やさしさや、豊かさや、いさぎよさや・・・とても大切だ。

魂の思いは「良心」を通して届けられる。

ひっくり返った時代だからこそ「穢れ」のない世界から送られてくる「良心」・・・のままに生きていたい。「良心」のままに生きていれば何があっても平気だ。

・・・と、最近、強く感じる日々である。

 

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