2013年5月4日土曜日
神の御稜威
旧約聖書の「出エジプト記」の冒頭部分に、イスラエルの民の数が増え続けるので、エジプト人が恐怖を感じた・・・とある。
ところがいくら抑え込んでも増え続けるので、イスラエルの民を奴隷にし圧制・圧迫をかけた・・・と記されている。
この話、なんとなく・・・なんと言うか・・・いや、うまく言えないから、やめておこう。
イザナギ神が黄泉の国で見た妻イザナミ神の身体にはウジがたかっていた。ウジとは「ウ」の字で、「ウ」次元の・・・つまり物質欲に取り付かれた姿ということだろう。
そのあまりの変わりように恐れを感じて、逃げ帰るイザナギ神は追ってきた黄泉軍(よもついくさ)たちに向けて・・・「その坂本にある桃子(もものみ)三つを取りて、待ち撃てば・・・」・・・桃を三個投げつける。
イザナギ神は、この桃に「意富加牟豆美命(おほかむずみのみこと)」と名づけ・・・「人々が苦しい状況に陥ったときには助けなさい」・・と言う。
意富加牟豆美・・・とは、大いなる神の御稜威(みいづ)。
ちなみに、「三つ」とは言霊の「ヱ・ヲ・ウ」ということらしい。桃とは「百」。言霊五十音と、鏡合わせの操作方法の五十・・・合わせて百のこと。
黄泉軍(ヨモツイクサ)たちは、言霊の奥の深さ・・・その完成度に、物質次元での研究・探求だけでは到底及ばないことに気づき、恐れ入って逃げ帰ってゆく。
話は変わるが・・・。
大型小売店・・・ショッピングモールや大規模な都市計画というのは、その土地の買収や建築だけのお金が動くわけではない。
周辺の不動産や関連企業の株の値段にも大きく影響する。
つまりその計画の流れをつかんでおけば数億のお金を手にすることだって簡単なわけだ。
ところで、ビルの管理にはそれなりのお金が掛かる。維持するにも、改装・拡張するにも、はたまた解体するにもそれなりのお金が掛かる。だからお金を稼ぎ続けなければならない。
領土問題や憲法改正・・・などで、どこかに隠れてしまった・・・隠されてしまった「消費税」や「TPP」のことを考えると、前世紀のままの都市計画など早急に行き詰るような気がするのだが・・・。
3年、もつかな・・・。
不動産や株の値段が上がって・・・そのまま売り逃げすれば、いい思いが出来そうだ。
もちろん、いい思いをするのはわたしではない。ほんのひとにぎりの誰かなんだろうけれど・・・その誰かを糾弾しようなどと思っているわけではない。
ただ、わたしにはそれらがみんな「二十世紀の残像」に見えてしかたがない。残像を追いかけて、とうとう自分まで残像になってしまった・・・ような。
残像は永遠に止まった時間なので、そこに進化はない。
去年の暮れに間違いなくシフトした地球の流れは、それらをみんな置き去りにしていくだろうと思っている。それがどういう状態なのか、残念ながらわたしには見えないないが・・・。
イザナギが投げた言霊「ヱ」は、利他共生の増殖をあらわす。愛・調和・慈悲・徳・寛容・謙虚・・・。
そして・・・叡智の「え」。笑顔の「え」。それに気づいた人は、きっと幸せになれる。
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