石炭や石油というのは、地球がその大地に埋め込んだ太古の遺物なので、それは太古の地球にとっては必要な物質だったのだろう。
それを何故、地球が大地の中に埋めたのかというと・・・その進化において用を終えたからだ。つまり、今は地上に必要ないわけだ。
必要のない太古のものを、わざわざ掘り出して燃やせば・・・太古の空気が出てくるだろう。
もちろんそれは、人間が地上に存在する以前の空気で、おそらく人間はその空気の中では生きてゆけない。
どうしても化石燃料は必要なのか?
人工的な核分裂にいたっては、地球のこころの深い部分を傷つけているような気がしてならない。
たとえば・・・
小さな箱型の発電機が各家庭に1個あって、おまけにその発電機は循環型で・・・だから半永久的。電気代はタダ。長い長い送電線もいらないし、大きな大きな発電所もいらない。
人類の科学は、どうしてそういうふうな方向に向かわなかったんだろう・・・。
ただ、すでに時間が止まったおかげで、いろいろなものが見え出してきている。「時間の壁」が崩れ始めたということだ。
崩れた壁の向こうに見えるのは・・・人類が歩んできた歴史のあちこちに転がっている矛盾。
矛盾をひとつひとつ検証していくと、いままで常識として身につけていた知識が・・・時間の壁と同じように崩れてゆく。
以前にも書いたが、医療や司法・・・政治もそうだが、まるで人が幸せに暮すことを望んでいないんじゃないか・・・って疑うようなシステムは、いつどうやって造られたのか・・・とか。
今の世界が消えてしまう・・・というのじゃなくて、方向を変えてゆくわけだ。それには、現状の間違えに気づくこと。
その時がきている。
現在の技術を、そのまま人々の幸せのために使えばいいだけ。そうして使っているあいだに、必要なものが残りいらないものは消えてゆくだろう。
利権を争ったり保身のために見失ったり、そんなことじゃ文化は向上しない。ましてや戦争などで未来が広がるわけでもなく・・・。
今ある技術を誰かの幸せのために使う・・・たったこれだけのこと。これが利他共生。
素直な気持ちになれば、自然と出てくる感情のことだ。「素(ス)」のこころ。この国には「素(ス)」のこころが普通に漂っている。スサノオ神の「ス」なのだから。
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