少し調べてみると、幾枚かの写真が出てきた。自分で撮影したものではないので、ここでは写真を掲載することができないが・・・三内丸山古墳から出土した「刺突具(しとつぐ)」・・・あれは「箸」だろう。
それから、福井の鳥浜貝塚から出土した「刺突具(しとつぐ)」もそうだ。たしか・・・鳥浜貝塚からは、スプーンやフォークも出ている。
中国から出土したスプーンは平たいものだが、鳥浜のそれは、その反り方といい現代のものとほとんど変わらないくらいの・・・使いやすそうなものだ。すごい技術。
中国から出土した「刺突具(しとつぐ)」と同じ形状のものは、何故か「箸」で・・・これが世界で一番古いから「箸」は中国が発祥だという。
「箸」は「はし」と読む。これは日本語だ。ずっとずっとむかしから、大陸では誰も「はし」とは読まない。
縄文土器の古さを考えれば「箸」が日本発祥でも不思議はない。煮炊きした熱い食べ物を手食・・・なんて考える方がおかしい。
日本の考古学なら・・・「日本の方が古い」・・・という主張があってもいいだろうに・・・。現在の世界を見渡しても、日本の文化は世界中に広がっているのだから・・・。
「箸」のことは・・・GHQの占領政策と、ふとダブってしまう。
そういえば、先日読売新聞に「女宮」に関わるニュースが載っていたが、この問題も同じように日本の「何か」を隠そうとするGHQの政策を感じる。
一部引用すると・・・
皇室典範第12条は、皇族女子は、民間人の男性との結婚を機に皇籍を離脱することを規定している。このため、論点整理では、「皇族数が減少し、皇室活動の維持が困難になる事態が懸念される」と指摘。女性宮家創設案について「検討を進めるべき」と明記した。
・・・と書かれているが、こんなことが懸念材料ならば、GHQが行なった皇室解体を見直せばいい。解体された宮家を復活させれば、それで事足りる。
皇室の歴史は、千年をはるかに越える。
日本人の歴史観や誇りを歪めようとしているのかな・・・それは、つまり戦後GHQが行なった日本人への分断政策を今でも継承している・・・ということになる。
ところで、皇室が男子血統を維持してきたということは・・・わたしが勝手に感じていることだが・・・言霊の仕組みを維持してきた、ということにつながっているのではないか。
「言葉」というのは父韻(K,S,T,N,H,M,Y,R)が先で、その後に母音(A,I,E,O,U)がつづく。母音が先に立つと「言葉」が生まれない。必ず父韻が先だ。父韻に母音が続いて子音が生まれる。
「女宮」をつくるということは別な血統の男子(父韻)が入ってくるということだ。
ここで一言つけ加えておくが、男子血統を維持するということは、別な血統の男子は皇族になれないということ。女子は皇族になれるが男子は入り込めない・・・というのが男子血統の仕組みなので、女性差別どころか、女性優位の仕組みといえる。
話しを戻すと・・・別な血統の男子(父韻)が皇族に入るということは・・・たとえば、「か(KA)」という言葉には別な父韻(K,S,T,N,H,M,Y,R)は入り込めない。
英語なら混ざった状態の例はあるが、少なくとも日本語ではない。出来ない。そういう構造にはなっていない。
日本国内には、いたるところに言霊の装置が配置されているが、男子血統を護っていることもそのひとつだとすると?・・・言霊は宇宙の仕組み、人間の精神構造を解明し表したもの・・・それが乱れると・・・それを乱すことが「女宮」の目的だとすると・・・などなど。
いちおう考えてもみるが・・・たぶん、それももう手遅れ。言霊はすでに皇室の手を離れ、わたしたち一般の人々の中で甦ってしまった。言霊の継承者が増えてしまったのだ。
こういうことは歴史上なかった。出来なかったといった方がいいかも・・・。それは、大きな計らいの・・・内にあるもの。不思議なチカラ。
言霊の仕組みを知ってしまった人々は、何モノにも依存しない自主性をもって生きようとする。神は内にあることを知っているので、何も怖れるものがない。
逆に、言霊の仕組みを壊そうとする人々は、その内なる不安のために「依存」を強要し、何も怖れない人々を・・・怖れる。
そんな彼らでも、ひとつの大事な役割を担っている。硬直した世界を、一度バラバラにする仕事。それはたぶん、彼らにしか出来ない。
社会がバラバラになることは、言霊配列がバラバラになること。一度バラバラにしてから、もう一度作り直す。天津太祝詞音図を、もう一度宣り直す。
・・・此く宣らば天津神は天の磐戸を押披きて・・・と、大祓祝詞にも宣られている。
彼らは、知らないうちに「一厘の仕組み」のお手伝いをしている・・・ということだ。
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