2012年10月13日土曜日

捉われない視点で


わたしは「千島学説」を信じている。だから異常な場合を除いて、生体内で細胞は分裂しないことを知っている。

細胞は分裂で増えるのではなく、赤血球が分化して出来る。赤血球に核がないのはそのためだ。

飢餓状態に陥ると・・・たとえば断食などをすると、今度は逆に細胞は赤血球に変化する。これを可逆説というが、脂肪細胞やガン細胞などが消えたりするのはこの状態にあたる。

全身の細胞を造る赤血球は、骨髄ではなく腸壁で造られる。精神的な影響を受け易い腸は、だから血液に直接影響を与えることになる。

腸をきれいにかつ正常な状態にしておくことは、お肌・・・だけではなく、ややこしい病気を予防するためにも大切なことでもある。

「千島学説」には八大原理というのがあって、どれも目からウロコだ。信じる信じないはともかく、一見の価値はある。

そこを入り口として、いろいろと・・・人体の神秘への旅をすればいい。病気の正体が見えてくるはずだ。

病気など何処にも存在しないことが、やがてわかってくる・・・と思う。


今まで、なんとなく・・・常識的に信じていたものを、別の角度から見つめなおすことは大切だ。角度や距離を変えて見なければ、全体の形がわからない。

多くの場合、結果に結果をかぶせているので、奥にあるはずの原因がちっとも見えない。

「犯罪」が起こるから「取り締まる」・・・「犯罪」が起こったという結果に「取り締まる」という結果をかぶせている。これでは永遠に「犯罪」な無くならない。

「ガン」が見つかったから「切り取る」・・・これも同じ、結果に結果をかぶせているので再発の可能性は消えない。

ガンに関しては50年も60年も同じことばかりやっている。だいたい「早期発見」が大事・・・などと、検診車を出してから30年以上になるだろう。

ガン患者が増えた話は聞くが、死亡率が下がったという話は・・・少なくともこの国では聞かない。まるで、ガン患者の「青田刈り」だ。

なのに、相変わらず悲劇や美談を作り出している。このままでは永遠に変わらないだろう。


すべてはシステムの大きな・・・それでいてごく初歩的な間違いから生まれてくる事象だ。人類は遠いむかしに、どこかの交差点を曲がり損ねたのだろう。

あるいは・・・大切なことを学ぶために、意図して曲がったのか・・・とも思う。宇宙のチカラはある意味「非情」だから・・・。


さまざまな問題の一番根っこに、たったひとつの原因があるとして・・・その原因が事象として現われているものがあるとすれば、それは年間三万人を越えるという「自殺」・・・という問題だと感じている。

この問題が解決すれば、すべては可逆反応を示し・・・健常な血液の流れとなって還ってゆくはずだ。

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