2012年7月21日土曜日

「永遠」の命



わたしたちの身体は目に見えないもので出来ている。同時に、わたしたちの意識も目に見えないエネルギーで揺れている。

目に見えない命は、ゆらゆらと揺れながら・・・目に見えない世界で「永遠」に続いてゆく。そう、目に見えないものと同じように、わたしたちの命も「永遠」に続く。

「永遠」はこの世の言葉で正確に表現できない。「永遠」は動かない。動かずに、じっとわたしたちを包んでいる。

さらに言うと、わたしたち一人ひとりがそれぞれ「永遠」の命を持っているわけではない。わたしたちは「永遠」の中の・・・一部の「永遠」だ・・・ちょっとややこしいか。

銀河系が宇宙の一部でしかないように、わたしたちも全体の一部・・・つまり「永遠」の中の「個」としての「永遠」だ。

それでも「永遠」である以上、わたしたちは「永遠」を使うことが出来る。それをフリーエネルギーという。

フリーエネルギーは「永遠」なので無くなることがない。無くならないから、誰もお金を払わなくていい。フリーエネルギーを使って食べ物をつくると、食べ物も無くならない。だから、飢餓や奪い合いも存在しない。争いもおこらない。

上古代の人々は、そのことを知っていたはずだ。「永遠」についても、かなりの所まで読み解いていたと思う。

ところが・・・「永遠」は「永遠」に拡大するので、次の「永遠」へ向かおうとする・・・もっとややこしい。

次の「永遠」に向かうために・・・遠い昔「永遠」は、人間に「限界」を与えた。楽園は罪だと教えたのだ。「邪」である。邪気が入り込んで、分離が始まった。

古事記でいうと・・・「コノハナサクヤヒメ」と「イワナガヒメ」の部分かも・・・。ニニギノミコトは彼女たちを「美」と「醜」という邪気の目で見てしまった。そのときから人間には寿命という、命と肉体の分離が生まれた。

人々がバラバラになっても、意識の高い人々は「調和」しようと努力したが、分離のために発生した不安と恐怖のエネルギーが地球を覆っていった。

さらに不安と恐怖のエネルギーをエサとする何者かのチカラが後押しをして・・・人間の意識世界はとんでもない彼方まで流れ着いてしまった。

けれど、宇宙の法則がその暴走にブレーキを掛け始めたので、やがて引き戻しが始まる。

「永遠」を理解している人々は、そのことを感じているはずで・・・引き戻しのチカラが少しでも穏やかになるように・・・さまざまな場面で動き始めているはずだ。

今、世界では何が起きても不思議ではない状態だが・・・「永遠」は、わたしたちが存在しようが消えてしまおうが・・・そんなこと気にしない。「永遠」は動かないのだから・・・。

わたしたちの方が「限界」から「永遠」へと・・・「分離」から「調和」へとシフトすれば、さらに拡大するだろう「永遠」とともに・・・ひょっとしたら、肉体を持ったまま「永遠」の命を生きれるかもしれない・・・ぞ。


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