いまから思えば裁判員制度も、そういうことだったのか・・・ということがわかる。どこかの大学の秋入学の話や、どこかの会社の公用語が英語になる・・・という話も。ネット販売の会社が保険を始めたり・・・実にわかりやすくなった。
資本による世界統一。
政経・・・ではなく経政。政治よりも資本が前に来る。いや、上にくる。これは物質文明が極まったということだろう。
何千年も前に、「精神」ではなく「物質」による学びを求めて出ていった人々が・・・その学びの完成の報告に、この国に帰って来る・・・ということか。
時代はこの時を待っていたように急転回だが・・・大きな渦は、これから何処へ向かうのだろう。その先がよく見えない。
ひょっとすると彼らは・・・いや、彼らと言っても特定の人物や民族ではないが・・・彼らは、この国に入ると日本人の顔になり、そして日本人の顔で世界を動かそうとするかもしれない。
何故なら、かの国は世界中に悪評をフリ撒きすぎた。日本人の顔ならば世界は安心する・・・かもしれない。
古事記の中に、スサノウが高天原の田の畦を壊し、クソを撒きちらす場面がある。この田の畦とは、言霊五十音図の「田」のことだ。クソは「組素」。それぞれの言霊の組み合わせ。
つまり、宇宙の法則である言霊の仕組み・・・宇宙の理(ことわり)をバラバラにしてしまった・・・ということになる。
太陽も、地球も、人間の身体も・・・みんな宇宙の摂理・・・自然の仕組みで出来ている。
人類が、宇宙の法則から離れれば離れるほど、その反動は大きい。宇宙の持っている自然治癒の力・・・真ん中に戻そうとする力に人類は勝てない。
・・・というより、人類はその力の中でしか生きられない。
その段の最後に・・・天の服織女(はたおりめ)見驚きて、「ヒ」に陰上(ほと)を衝きて死にき・・・とある。
「ヒ」とは・・・(ホントは漢字にしたかったが変換できない)・・・「霊(ひ)」。陰上(ほと)は陰部・・・産まれ出でる場所のこと。
言霊のエネルギーが乱れてしまって、何も生み出せなくなってしまった・・・ということになる。未来が創れなくなってしまった・・・ということでもある。
そしてアマテラスは岩戸を閉じて、世界は暗闇となる・・・わけだ。
これは遠い昔に、実際に起こってしまった出来事かもしれない。エネルギーは時空のハタラキによって螺旋となるので、同じようなことを繰り返していると、再び同じような出来事が起こってしまう。
未来をどう創るのか・・・大きな渦に、答えを見出せない。
以前にも書いたが、年に二回執り行われる大祓のときに奏上される祝詞に、この状況を回避するための方法が宣られている。
「天津金木を本打ち切り末打ち断ちて 千座の置座に置足はして 天津菅麻を本刈り断ち末刈り切りて 八針に取裂きて 天津祝詞の太祝詞事を宣れ」
(あまつかなきを もとうちきり すえうちたちて ちくらのおきくらにおきたらはして あまつすがそをもとかりたち すえかりきりて やはりにとりさきて あまつのりとのふとのりとごとをのれ)
世界を変えるのは大変・・・でいて、とても簡単。人が求めるモノを変えるだけで世界は変わる。
資本は、お金の生まれない場所には興味がない。お金が生み出せない場所では生息できない。この辺に・・・なんとなくヒントがあるような気がする。
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