資本が政治を喰う・・・姿がTPPならば、TPPの受け入れは物質至上世界の最終局面・・・と言えなくもない。
最終局面・・・極まった状態での場面は古事記の中にいくつもある。
たとえば・・・黄泉国からイザナギを追いかけてくる、ウジの集ったイザナミの姿・・・ウジとは「ウ」の字のことで、「ウ」とは「産む」「動く」など・・・物質文明を象徴する。物質文明の究極が資本・・・お金だ。
イザナギはイザナミとの間に千引きの岩を置いて、境界線をつける。
あるいは、若き娘を喰らいにやって来るヤマタノオロチ。
オロチは八つの頭と八つの尾を持つ・・・これは以前にも書いた、八拳剣の世界。不完全な判断力に導かれた文明。
スサノウはクシナダヒメを「櫛」に変えて、自らの髪に刺してオロチと闘うが・・・「櫛」とは、五十音図のこと。つまり言霊の原理とともに闘う・・・ということになる。
言霊・・・五十音図はフリーエネルギーの仕組みを示しているとすると、利他共生の精神文化を持つ民族でなければまともに扱えないだろう。
「我欲」をもって扱うと「我欲」に捉われた者が集まり・・・「恐怖」を持って扱うと「恐怖」に捉われた者が集まる。
引き寄せの法則は、フリーエネルギーだけに強力に作用するはず。
そんなわけでTPPは、いよいよ目に見えるカタチに・・・顕在化してきた大きなウズのひとつと考えて間違いない。
ウズは自然に生まれるものなのでしかたないが、せめて大難を小難に変えることが出来れば・・・だからもちろん不参加であるべきで・・・。
・・・あ。気がつくと日付が変わってしまった。
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