2012年4月28日土曜日
「都会」と「月」と・・・大切な「夜」
「都会」の言霊数は「28」で、これは「月(28)」と同じだ。「都会」と「月」が同じなんて・・・と思うけれど、実は見えない部分でよく似ている。
「28」という数字は「ふ」の言霊数でもあるので、「ふ」の言霊の性質を持っていることになる。
「ふ」とは、ひふみの「ふ」、つまり「2」のことだ。「2」はサポート的な役割を担うエネルギーを持つ。表に現われずに、その動きを支え補助する働きをする。
見えない「月」の引力が地球の潮の干満を引き起こすように、「都会」の引力は人を見えない力で捉えようとするわけだ。
ちなみに、引力の言霊数は「96」。9と6は上下さかさまになっている。「96」は「あらがう(96)」ことでもあるのだ。正の力が生まれれば、同時に反対の力、負の力も発生する・・・というわけだ。
負の方向に向かったときの、「都会」と「月」の共通点・・・。
たとえば、「月」は自転していない。これが象徴していると思う。つまり止まっている。
「つき」の「つ」で言うならば・・・行き詰るの「つ」。
「都会(28)」の「と」で言うならば、「と(17)」は止まるで(28+17)・・・「停滞(45)」することになる。
都会の停滞感・・・季節感の喪失とか・・・夜と昼の区別がつかない街・・・などは、自転しない月の状態を表しているのかもしれない。
と、いうことは・・・節電で、夜が夜らしくなったのは、実は・・・ネガティブに向かうところを、「あらがう(96)」力によってポジティブの方向へ向かわせた・・・ということになる。
「夜」を取り戻すことは、「月」からのメッセージ・・・と言えなくもない。
「夜」は、想像以上に大切。何故なら・・・「夜(80)」は「希望(80)」と同じだから。
みんなが・・・すてきな「夜」を過ごせますように。
2012年4月21日土曜日
ケムシの見る夢
ある日、ビオラのプランターで毛虫が3匹、気持ちよさそうに日向ぼっこをしていた。
名前を調べてみると「ツマグロヒョウモン」という蝶々の仲間らしい。ビオラやパンジーが大好物だそうで、スミレの葉っぱも食べるという報告もあった。
わたしは、虫も殺さぬいい男である。だから・・・もちろんそのままにしている。
世間では「害虫」という言葉があるけれど、植物たちは虫に食べられるのが嫌じゃない・・・と、わたしは思っている。
たとえば、植物である野菜たちが食べられるのを嫌がっているのなら・・・人間の姿を感じただけでブルブルと恐怖におののいてしまって、あんなにおいしく人を喜ばせてくれるはずがない。
何の本だったか忘れたが・・・植物が農薬などで弱ってしまうと、その弱った身体を虫たちに食べてもらう。そして虫たちは食べたものを糞にして、あるいは自らの身体ごと土に還して、薬で汚れた大地を浄化してゆく・・・と、そんなことが書いてあった。
植物と虫が、いっしょになって大地を浄化させるということだ。なぜそういうことをするのかは・・・ややこしいから言えない。
Wikipedia日本語版より ツマグロヒョウモン♂
「害虫」というのは・・・「ばい菌」や「雑草」も含めて・・・みんな人間が作り出したもので、自然界には存在しない。
命はみんな必要・・・ということは、人間にとってもそういう命は必要・・・ということだ。人間はその価値に気づけないだけだ。
日向ぼっこをしている毛虫たちは、そんなことはどうでもよくて・・・こうして宇宙意識の中で静かに眠っている・・・ように見える。
日々、どうでもいいような「意識」に揺すぶられているわたしなんかより、ずっと神様に近いわけだ。
けれど、どうみても毛虫は毛虫で、あんまり気持ちのいいものじゃない。もう少しすれば賑やかな蝶々になって羽ばたいてゆくのだろうが、どう考えてもこの毛虫が蝶々に変わるか?・・・と思ってしまう。
毛虫の身体を造っているのと同じ成分で、こんな蝶々に変身するわけだ。これも不思議。何者かの計らいがたくさん詰っていそうだ。
Wikipedia日本語版より ツマグロヒョウモン♀
そんな「さなぎ」のことについてはまた・・・別の機会に考えてみよう。
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